健康維持に最適な和食に含まれるイソフラボンの効果がすごい

日本の平均寿命は８０歳を超えていて、世界でも有数の長寿国として知られています。
乳がんや骨粗しょう症の発症率も世界的に見たら少なく、元気なまま年齢を重ねていることが分かります。
この理由としては、大豆に含有するイソフラボンが貢献しています。

イソフラボンとは、ポリフェノールの仲間で、細胞を傷つける活性酸素の動きを抑制する働きを持っています。
これは、健康維持に最も大切なことのひとつです。
イソフラボンを摂ることにより、活性酸素が増えることが原因のがん細胞を撃退することができます。
特に子宮がんや乳がんなど婦人科系のがんに有効で、欧米諸国よりも乳がんの発症率が低いことは、大豆製品の摂取量と大いに関係しています。
イソフラボンは抗酸化作用により代謝をアップさせる働きもあります。
そのため、腸の動きを活発にさせることができ、便通を促すことにもつながります。
便秘が改善すれば、下っ腹が凹んだり肌荒れが治ったりします。
体内の循環も良くなるため、血流が良くなったりむくみが取れたりといった効果も期待できます。

イソフラボンは、みそや豆腐、納豆などに多く含まれています。
こういった食品はたんぱく質も豊富なため、筋肉量を増やしたり皮膚や内臓の組織を作ったりするのにも役立ちます。
和食が健康維持にぴったりなのは、イソフラボンの効果が大きいでしょう。
元気な状態で長生きをしたいと思ったら、これからも積極的に和食を食べ続ければ良いのではないでしょうか？