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大豆に含まれるイソフラボン

大豆は昔から私たちの体に良いものとされ、古くから食べられてきました。
我々、日本人が昔から食べてきている味噌汁にも、豆腐や味噌といった形でイソフラボンは含まれ、日常的に摂取されていました。
大豆が良いといわれるのには、中に入っている成分であるイソフラボンの効果が大きいからです。
ではそんなイソフラボンについて、細かく説明していきます。

実は、大豆の一粒の中から見れば、イソフラボンというのはわずか0.2パーセントしか含まれていません。
しかし、イソフラボンはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用もあるため、アンチエイジング効果、癌の予防効果があります。
そのため、しっかりと摂取したいものです。

イソフラボンは、植物に入っている渋みや苦みになっている成分であり、胚芽の部分に一番多く含まれています。
胚芽は大豆自身の成長を司る役割を担っていますから、いわば人間でいうところの、胎盤の役割といっても過言ではないでしょう。
イソフラボンは、胚芽の部分に集中しているのです。
大豆が畑の肉であるという言い方がよくされますが、それほどに栄養源がたくさん詰まっているという例えでもあります。

また、大豆の中には、イソフラボン以外にも、良い成分がたくさん含まれています。
私たちの体に不可欠である、必須アミノ酸と呼ばれる物質が入っていますし、カルシウムや食物繊維も豊富ですから、非常にバランスの取れた食材です。
欧米風の食事が一般的になってきていますが、是非、味噌汁等の和食にも目を向けて、大豆、特にイソフラボンの摂取を積極的にできるとよいのではないでしょうか。

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