プエラリアとイソフラボンの共通点＆違う点とは？

バストアップをはじめとする「女性らしさ」を追求する人向けに、嬉しい効果が期待できるサプリメント、栄養素としてプエラリアとイソフラボンは同列に挙げられます。
両者には共通点があり、ともにバストアップサプリとして比較されます。
この両者の共通点、そして違う点について解説します。

プエラリアとイソフラボンはともに植物に含まれる植物性エストロゲンをもっています。
これらを摂取することによって女性らしさが増しバストアップ効果が見られるというのが両者の共通点です。

プエラリアはタイ国内で生産される芋のような植物から抽出された成分です。
プエラリアには、「ミロエステロール」というエストロゲンの分子構造によく似ている植物ホルモンが大量に含まれています。
ミロエステロールの作用は強力で、大量に摂取することは女性特有のガンの発生リスクを生じたり、月経異常を引き起こす可能性があるために厳禁とされています。
効果を期待するあまりに過剰摂取をしてしまい、吐き気や頭痛、月経不順などの体調不良となったり、ニキビや吹き出物の肌トラブルを引きこしたり、じんましんや発疹などのアレルギー症状を訴える人が後を絶ちません。
それだけ強力な効き目があるということなのです。
プエラリアに関しては、「効果はあるが、リスクの高いもの」と認識しておいて間違いはないでしょう。

対してイソフラボンは大豆の胚芽部分に含まれているポリフェノールの一種で、非常に穏やかに女性ホルモンに作用するのが特徴です。
正直なところ、バストアップ効果という観点ではかなりの根気が必要です。
それだけ穏やかな効果ということです。
裏を返せば安全性が高いとも言えますね。
日本人は子供のころから味噌や醤油、豆腐や納豆など食べ続けているわけですが、イソフラボンがバストアップに対して劇的に効果を発揮するのであれば、日本人の女性はもれなく全員バストサイズが大きくてもいいはずですね。
にもかかわらず必ずしもそうではない、という事実がイソフラボンの穏やかさを証明しています。

両者にはこのように作用の強さはずいぶんと違いがありますので自身の目的に合った使い分けをするのがおすすめの利用方法です。