骨粗しょう症の予防に
骨粗しょう症という病気をご存知でしょうか。
近年この病気にクローズアップをするテレビ番組も増加しており、病気の名前は知っているという人が増加しています。
でも、名前だけではどんな症状かは想像しにくいかもしれません。
この病気は、骨の中身が失われていく病気で、進行すると歩けなくなる、あるいは立ち上がれなくなるなどの苦しい症状を感じるようになります。
主に中年期以降に進行する病気で、特に多いのが女性患者です。
これには女性の骨の仕組みを知ると、骨粗しょう症が多い理由がわかります。
骨の中身は主にカルシウムですが、このバランスを保ってくれているのがホルモンです。
男性の場合は男性ホルモン、女性の場合は女性ホルモンが関わっています。
しかし、ご存知の通り女性の場合は、男性よりもホルモンバランスが非常にデリケートです。
10代前半ごろに初潮が起こってから、女性の身体は女性ホルモンの正常な分泌があれば排卵が起こり、妊娠可能な身体になります。
しかし、40代以降になると徐々に女性ホルモンは減少していきます。
この現象が閉経です。
つまり、閉経前になると、骨のバランスもどんどん失われていくようになります。
カルシウムが失われていくのは女性ホルモンの減少によるものなのです。
そこで、女性ホルモンを閉経前の減少を感じたら補うことで骨粗しょう症の予防につなげることができます。
では成分を補えば女性ホルモンの充実につながるのでしょうか。
そこで今注目されているのが「イソフラボン」なのです。
豆乳や豆腐などの大豆製品を食べることでも補えますし、もっと気軽にそして確実に成分を摂取したい方には「サプリメント」という選択肢もあります。
イソフラボンで女性ホルモンの1つであるエストロゲンを補うことができるので、辛い閉経を緩やかにし、骨粗しょう症も予防することが出来るのです。
特に出産経験のある女性は、それだけ女性ホルモンを酷使した経験があるので骨粗しょう症になりやすいと言われています。
十分に補いましょう。