子供の牛乳アレルギーには豆乳で代用していいの?
みなさんは普段大豆食品を食べていますか。
大豆は畑の肉とも言われており、ヘルシーながら栄養素も高いと好評の食材です。
最近では肉に代用しやすいように、大豆を加工した食品も販売されています。
シチューやカレーなどにも気軽に大豆を使用できるので、ダイエット中の方にも大変人気です。
大豆にはいま話題の美容成分であるイソフラボンも含まれているので、美容効果を求める女性にもオススメの食材なのです。
大豆から加工している食品と言えば、豆腐や醤油などの和食食材が浮かぶと思いますが、豆乳もその1つです。
鍋などに使用するととても美味しいので、既に愛用している人も多いのではないでしょうか。
ミルクのように紙パックで販売されており、子どもにあげていいものかどうか悩んでいる声も耳にします。
イソフラボンには女性ホルモンに類似した働きがあり、子どもに過剰に与えるべき成分ではないと認知されつつあるためです。
でも、牛乳は子どもに必要な飲料として、私たち日本人は子どもの頃から親しんできました。
では、牛乳アレルギーの子どもに代用として豆乳と与えるのは良いのでしょうか。
乳児は1歳から2歳程度で母乳や粉ミルクを卒業するのは一般的です。
1歳半の乳児健診になると、そろそろ母乳などを卒業するように指導も行われます。
卒乳と呼ばれる断乳作業を終えると、牛乳に切り替えていく人が多いのです。
しかし、牛乳アレルギーの子もいますからその場合は牛乳を控えることになります。
この場合、豆乳を代用品として与えても良いのです。
カルシウムは魚などを食事で与えれば補えますし、豆乳にはタンパク質や植物性の脂質も含まれているので栄養価も高いのです。
お菓子作りに牛乳が必要な場合も、ある程度豆乳に代用できますし、ヘルシーなのでカロリーに悩まされることもありません。
食事と豆乳で乳幼児の身体も元気に育ちますし、乳児が飲む量程度ではイソフラボンの過剰摂取には当たりませんのでご安心ください。