イソフラボンの摂り方

イソフラボンと女性ホルモンには深い関係があり，更年期障害の予防にもイソフラボンが注目されています。
イソフラボンの効果的な摂取の方法などを紹介します。

まず，イソフラボンという成分は，ポリフェノールの一種であり，２種類の型がありますが，吸収されにくいものとされやすいものとがあるため個人の腸内環境によって吸収率がかわってきてしまいます。
イソフラボンは大豆全般に含まれていると思われがちですが，実は０．３％前後ほどしか含有されておらず，最近ではサプリメントも多数商品化されています。

イソフラボンは，食品から摂ろうとするときは，１日に７０ミリグラムを目安にとありますが，実際にはたくさん含まれている成分ではないので，適量であれば大丈夫でしょう。
ただし，サプリメントから摂ろうとするときは，３０ミリグラムまでと定められているのは，しっかり容量用法を守ったほうがよいでしょう。
それは，過剰摂取による影響がはっきりとわかっていないためであり，もしかしたら副作用もあるかもしれないといわれているためです。
そして，一度にたくさんの量を摂取するよりも１日の摂取量を守り継続的に摂取していくことが効果にもつながるからです。

妊娠中は女性ホルモンの分泌が多くなっているので，大豆製品は大丈夫ですが，サプリメントの摂取は気をつけた方がよいでしょう。
ホルモンバランスが崩れることは妊娠中に影響を及ぼす可能性もあるからです。

女性にとって様々な悩みを解決してくれそうなイソフラボンは，効果的に摂取していきたいですね。